QIP 活動のご紹介
(医療の質の指標 / ワークショップ / 共同プロジェクト / 研究業績(抜粋) )

医療の質の指標

QIPでは、医療の質の指標として、主にプロセス指標(ガイドラインに沿った処方率、処置・リハビリ実施率など)について、脳神経、循環器、呼吸器、消化器、乳腺、整形、産婦人科、精神、感染症、マネジメントの領域の指標を開発し、測定しています。

ご参加いただきデータ提供をいただいた病院には、これらを算出して結果をお返ししています。また、改善事例に学ぶワークショップも開催してきました。


まだご参加いただいていない方は、下記をご参照ください。
 WebBI (サンプル)
 医療の質の指標 算出 (一覧 サンプル)
 医療の質の指標 算出 (グラフ サンプル)

計測結果
・ BIツール
  リンクは
 https://med-econ-14.med.kyoto-u.ac.jp/ReportServer?/report_link
  ※アクセス時、システム起動に約1分程度時間のかかることがあります。
・ QI定義書 http://med-econ.umin.ac.jp/QIP/QI/

(参考)過去のアウトプット
  ●医療の質の指標
   ・2018年度 計測結果 定義書
   ・2017年度 計測結果 定義書
   ・2016年度 計測結果 定義書
   ・2015年度 計測結果 定義書
   ・2014年度 計測結果 定義書
  ●臨床指標の公表(2009年度~2014年度)

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ワークショップ・セミナー

■過去の開催

COVID-19の医療への影響:定量的エビデンス
開催方式:Zoomにて遠隔会議形式
2020年12月8日(火)  16:00~18:00
QIPプロジェクトでのCOVID-19の医療への影響の解析結果を説明し議論しました。

[QIPセミナー ご挨拶] 今中 雄一  [概要]

Ⅰ.新型コロナウイルス感染症アウトブレイクの急性期病院に対する影響
「QIP病院のDPCデータを用いた新型コロナウイルス感染症アウトブレイクの影響の評価」
 [資料] [動画]
 愼 重虎、ほか
「QIP病院における新型コロナウイルス感染症の経済的影響」
 [資料] [動画]
 愼 重虎、ほか
「新型コロナウイルス感染症流行と病院診療報酬についての検討」
 [資料] [動画]
 寺岡 英美、ほか

Ⅱ.新型コロナウイルス感染症アウトブレイクの疾患別の影響
「新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響を判断するためにベースとした解析方法の概」
 [資料] [動画]
 高田 大輔、ほか
「がんの入院診療」
 [資料] [動画]
 糸島 尚、ほか
「予定入院患者の手術」
 [資料] [動画]
 奥野 琢也、ほか
「急性冠症候群の入院数並びに治療戦略」
 [資料] [動画]
 森下 哲司、ほか
「脳卒中による入院(脳梗塞、TIA、脳出血、くも膜下出血)」
 [資料] [動画]
 長野 広之、ほか
「肺炎」
 [資料] [動画]
 長野 広之、ほか
「小児急性感染症の入院」
 [資料] [動画]
 岸本 健治、ほか
「小児ぜん息患者の入院診療」
 [資料] [動画]
 文 靖子、ほか
「アルコール関連肝疾患および膵炎の入院」
 [資料] [動画]
 糸島 尚、ほか
「新型コロナウイルス感染症入院患者に対する薬物治療の実態」
 [資料] [動画]
 樋口 拓哉、ほか

※参考

「調査票調査「院内感染対策に関する実態調査」の結果
 [資料] [動画]
 愼 重虎、ほか
エビデンスに基づく診療ガイドラインの推奨と実際 ―医療の質指標QIを現場で本当に活用するために―   Minds-QIP セミナー
会場:東京 日本医療機能評価機構
2019年3月2日(土)  13:00~16:30
「医療の質をめぐる医療政策の動向」[発表資料]
  厚生労働省 医政局総務課 保健医療技術調整官 鶴田真也先生
「Minds事業報告/診療ガイドラインの活用促進に向けたMindsの取り組み」[発表資料]
  日本医療機能評価機構 吉田雅博先生
「診療ガイドライン・QIの活用実態について:調査・解析報告」[発表資料①] [発表資料②]
  京都大学大学院医学研究科医療経済学 佐々木 典子/國澤 進
「中小病院でのQI数値収集から”みえてきた” 評価手法に係る課題」[発表スライド抜粋]
  本間病院(山形県酒田市) 大内広記先生
「当院におけるQIP活用事例報告」[発表スライド抜粋]
  市立岸和田市民病院 井上 聡先生
「当院におけるQuality Indicatorを用いた改善活動 -クオリティマネジメントチーム活動報告-」[発表スライド抜粋]
  埼玉医科大学総合医療センター 齋藤 豊先生
「鹿児島市立病院のQIに対する取り組みの現状と課題」[発表スライド抜粋]
  鹿児島市立病院 瀬戸口泰彦先生
「NTT東日本関東病院におけるQIについて
  ~QIP、NCD、および電子カルテデータやDPCを用いた独自のQI~」[発表スライド抜粋]
  NTT東日本関東病院 松本聡子先生
QIの活用について、様々な観点から発表いただき、ご参加の皆様とディスカッションを行いました。
★発表資料 【研究報告書資料 QI活用事例集(抜粋版)】
個人情報保護法および倫理指針改正説明会
会場:東京ライフサイエンスビル
2017年5月12日(金)  14:00~16:00
特別講演 「個人情報保護法等の改正に伴う研究倫理指針の改正について」
    厚生労働省 大臣官房 厚生科学課 課長補佐 古田淳一先生
会場:京都大学医学部構内
2017年5月18日(木)  14:00~16:00
 東京説明会 録画放映
個人情報保護法の改正と、それに伴う倫理指針の改正について、改正の全体像と特にQIPに関連する箇所も詳しくご説明いただきました。
QIPでは、これまでもこれからも、法律や指針を遵守し進めてまいります。今回の改正についての参加病院でのご対応についてもご説明し、質疑応答を行いました。
薬剤耐性菌と医療の質 ~データに基づく薬剤耐性菌の対策と評価~
会場:東京 科学技術館
2016年7月8日(金)  12:45~16:45
「薬剤耐性AMR対策アクションプランについて」
厚生労働省 健康局結核感染症課 課長補佐 中谷祐貴子先生
「病院感染対策と薬剤耐性菌」
東北大学大学院医学系研究科 感染制御・検査診断学分野 教授 賀来満夫先生
「JANIS事業の成果と展開」
国立感染症研究所 細菌第2部 部長 柴山恵吾先生
「JANISデータDPCデータ連結研究 ご参加の意義とお誘い」
京都大学大学院医学研究科医療経済学 國澤進
「市中肺炎におけるMRSA感染の臨床的・経済的インパクト」
京都大学大学院医学研究科医療経済学 上松弘典
「急性期医療におけるMRSA感染症の 経済負荷と予防のインパクト推計」
京都大学 大学院医学研究科医療経済学 山下和人
「感染対策の実際」
国立感染症研究所 細菌第2部 森井大一先生
厚労省の指定研究の一環としてJANIS(厚生労働省院内感染対策サーベイランス事業)との協同プロジェクトを開始に先立ち、セミナーを開催しました。
『デジタル時代のEBM』 ~診療ガイドラインからクリニカルパス、QIまで~   Minds-QIP セミナー
会場:東京 日本医療機能評価機構
2015年11月17日(火)  13:00~17:00
 「Minds事業報告」
   日本医療機能評価機構 吉田雅博先生
 「診療ガイドラインの活用促進に向けたMindsの取り組み」
   日本医療機能評価機構 山口直人先生
 「電子情報の検索環境と診療ガイドライン・QIの活用実態について:調査報告」
   京都大学大学院医学研究科医療経済学 今中雄一
 「電子情報の検索環境 ベストプラクティス事例紹介」
   倉敷中央病院 福岡敏雄先生
   若草第一病院 井上 寛先生
   青梅市立総合病院 原 義人先生
デジタル時代におけるEBMの推進環境の整備について、調査研究報告、先進事例のご紹介をいただき、ディスカッションを行いました。 参考:http://minds.jcqhc.or.jp/n/topics.php
「医療の質の指標としてのアウトカム指標の活用のワークショップ」
会場:京都大学医学部構内
2014年3月29日(土)  13:15~16:00
アウトカム指標を中心にQIの活用の仕方について議論しました。 ご参加いただいた方々より、先進事例の紹介をいただき、よりよい活用に向けて議論しました。
「臨床指標の活用による診療改善へのアプローチ」
会場:京都大学東京オフィス(品川)
2011年9月10日(土) 13:00~17:00
4病院から演者をお招きし、臨床指標の活用事例、ならびにその他QIPデータをはじめとした医事データによる診療改善事例をご紹介いただきました。
「臨床指標」
会場:京都大学医学部構内
2010年11月25日(木) 13:00~15:00
QIPの臨床指標の現状についてと、臨床指標の公表やあり方などについての議論を行いました。
「地域連携と病院経営」 ― QIPアウトプットから見える病院の姿 ―
会場:メルパルク京都
2009年7月11日(土) 13:30~16:50
早期から地域連携の構築に取り組まれてきた先生を2病院からお招きしご講演いただきました。急性期病院と回復期病院の地域連携についてQIPのデータを通して議論しました。
「抗菌薬」
会場:京都大学医学部構内
2008年12月20日(土) 13:00~16:30
感染管理と抗菌薬の適正使用を中心テーマに、DPC・レセプトデータを用いた臨床成果の可視化、システム構築、経営の視点を織り交ぜた議論を行いました。
「血液製剤の使用適正化」
会場:メルパルク京都
2008年2月29日(金) 13:00~17:30
病院内での血液製剤の使用適正化のためのシステム構築について、講師をお招きしてご講演いただきました
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共同プロジェクト

■Minds-QIPプロジェクト

QIPでは、診療ガイドラインにより推奨されている医療を普及するとを目指し、共同プロジェクト「Minds-QIP」を行っています。

QIPご参加の病院のなかからこのMind-QIPプロジェクトにご参加いただいた方々を中心に、診療ガイドラインと、その中でもエビデンスに基づく推奨された項目に関し、診療の実態や需要を調査し、効果を医療の質(Quality Indicator)として評価することで、ガイドラインの活用の推進を図っていきます。

 [Minds-QIP資料集]診療ガイドラインの活用ガイド

【Minds】
厚生労働省委託事業:EBM(根拠に基づく医療)普及推進事業
代表者 山口直人

■JANIS-QIPプロジェクト

QIPでは、より正確で信頼度の高く、厚生行政と病院医療に生かすエビデンス創出を目指し、共同プロジェクト「JANIS-QIPプロジェクト」を行っています。

QIPご参加の病院の中からこのJANIS-QIPプロジェクトにご参加いただいた病院より、DPCデータに加えてJANISフォーマットのデータご提供いただき、それらをリンクさせた解析を行います。
※データは、いずれも参加病院からの直接のご提供いただいています。

※JANISからのデータ提供は受けていません。

厚生労働行政推進調査事業費補助金
(新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業)
「薬剤耐性菌の蔓延に関する健康及び経済学的リスク評価に関する研究」

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