地域における医療の質の指標 NDBデータ研究 京都大学 医療経済学分野

 京都大学大学院医療経済学分野では、医療の質をテーマの一つとして研究を行っています。 全国や地域や医療機関のレセプト等の医療情報を用いて指標数値で示すことで、病院間や地域間で大きな格差があることが分かってきています。
 このようなデータに基づくエビデンスは、医療費適正化計画、医療計画、地域医療構想などの策定や見直しに、ますます必要不可欠なものとなってきます。
 本報告では、NDBデータを用いて主に脳梗塞患者に対する医療の地域間での違いを示した研究結果のご報告を掲載しています。
 本研究は、NDBデータ利用の申請に基づいて行っております。
 また、本研究は京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院 医の倫理委員会での承認を得ています(R0400)。
 結果の公表についてもNDBデータ利用申請に基づいて行っています。このため症例数・医療機関数が公表基準に満たない場合は表示していません。

研究データ

平成25~26年度のNDBデータを用いて算出しています。 各指標は脳梗塞症例を抽出し、指標値を算出しています。

脳梗塞 医療の指標一覧(年齢および性別で調整を行っています)

  • 在院日数
  • 入院医療費
  • 院内死亡率
  • tPA実施割合
  • 手術実施割合
  • 早期リハビリテーション実施割合
  • リハビリテーション実施割合
  • 摂食機能療法実施割合
  • 早期CT・MRI実施割合
  • 医療介護連携計画実施割合*
  • 地域連携計画実施割合*
  • 介護支援連携計画実施割合*
  • 退院調整実施割合* (*では死亡退院症例を除外して算出)

結果(例示)

全結果は、PDFにてご覧ください。

本研究の結果の閲覧をいただきありがとうございます。本報告およびサイトについてのアンケートにご協力ください:

連絡先(リンク先をご参照ください14:56 2017/10/23): 京都大学医学研究科医療経済学分野